大阪と兵庫、京都の3コレクション展

2024年5月1日号

白鳥正夫

美術館はそれぞれが開館時に、その後の活動などによって、特色のあるすばらしいコレクションを有しています。大阪と兵庫、京都の4美術館で開催中の所蔵品を中心とした展覧会を取り上げます。まず大阪市立東洋陶磁美術館ではリニューアルオープン記念特別展「シン・東洋陶磁―MOCOコレクション」が9月29日まで開かれています。一方、西宮市大谷記念美術館で「没後60年 洋画家・辻愛造 ―風景・風俗・挿絵―」展が7月15日まで、京都の嵯峨嵐山文華館×福田美術館でも「君があまりにも綺麗すぎて ~福田コレクションの美人画」が7月1日まで、それぞれ催されています。各館の誇る名品が多数展示されていて、あらためて鑑賞する、いい機会です。

大阪市立東洋陶磁美術館のリニューアルオープン記念特別展「シン・東洋陶磁―MOCOコレクション」
国宝《油滴天目茶碗》など名品の数々約380件

1982年に開館し、すでに40年以上を経た大阪市立東洋陶磁美術館は今春、約2年間の改修工事を終えました。今回の改修では、より多くの市民や利用者の皆様に親しまれ、さまざまな人々とつながる美術館に生まれ変わることを目指し、エントランスホールの増改築をはじめ、展示ケースの改修やLED照明の更新など展示環境の整備、そして国宝《油滴天目茶碗》専用の独立ケースの導入などを実現しています。

リニューアルを記念した今回の記念展では、「安宅コレクション」や「李秉昌コレクション」を中心に、所蔵の珠玉の東洋陶磁コレクションなど国宝2件、重要文化財13件含む約380件を、装い新たに鑑賞できます。タイトルの「シン」には、「新」たなミュージアムへと歩み始めること、「真」の美しさとの出会い、「心」がワクワクする鑑賞体験を、という3つの願いを込めています。

リニューアルの見どころとして、新設エントランスホールはガラス張りで、大阪市中央公会堂を目の前に望めます。カフェやミュージアムショップもリニューアル、大阪市中央公会堂を前にしたガラス張りのカフェでくつろげるようになっています。

特別展示品としては、国宝の《油滴天目茶碗》(南宋時代・12-13世紀、建窯、住友グループ寄贈/安宅コレクション)は、新たな展示ケースによって、ぐるり360度から油滴状の美しい斑紋が見られます。豊臣秀次伝来とされ、黒釉茶碗の最高級品です。同じく国宝の《飛青磁花生》(元時代・14世紀 龍泉窯、住友グループ寄贈/安宅コレクション)は、艶やかな緑色の釉色、絶妙な鉄斑の配置、均整の取れた完璧ともいえる逸品。江戸時代の大坂の豪商・鴻池家の伝来品です。


国宝《油滴天目茶碗》
(南宋時代・12-13世紀、
建窯、大阪市立東洋陶磁美術館蔵)
写真:六田知弘



国宝の《飛青磁花生》
(元時代・14世紀 龍泉窯、
大阪市立東洋陶磁美術館蔵
[住友グループ寄贈/安宅コレクション])
写真:六田知弘


全館使っての展示は、13の章で構成されています。主な章の概要と展示品を掲載します。1章は「天下無敵-ザ・ベストMOCOコレクション」で、原点である安宅コレクションを中心に、天下無敵のMOCOコレクションの中国陶磁と韓国陶磁の精華が並びます。とりわけ《青花辰砂蓮花文壺》(朝鮮時代・18世紀後半、安宅英一氏寄贈)は、蓮の花に点じられた朱の発色が濃淡混じり合って壺の情趣を深め韓国陶磁の一級品です。


《青花辰砂蓮花文壺》
(朝鮮時代・18世紀後半、安宅英一氏寄贈)
写真:六田知弘


5章は「優艶質朴-李秉昌コレクション韓国陶磁」。日本で韓国の古陶磁と出会った李秉昌博士が日本各地を巡り、半生をかけて築き上げた世界でも有数の個人コレクションにみる優艶と質朴の美の世界で、《青磁鉄地象嵌詩銘瓶》(高麗時代・13世紀、李秉昌博士寄贈)などが展示されています。


《青磁鉄地象嵌詩銘瓶》
(高麗時代・13世紀、
大阪市立東洋陶磁美術館蔵[李秉昌博士寄贈])
写真:六田知弘


7章は「陶花爛漫-李秉昌コレクション中国陶磁」で、李秉昌博士が、韓国陶磁の研究に役立てる目的で収集した中国陶磁です。新石器時代から宋・元時代までの《黒釉白斑水注》(8-9世紀 魯山段店窯、李秉昌博士寄贈)などの中国陶磁が展示されています。


《黒釉白斑水注》
(8-9世紀 魯山段店窯、
大阪市立東洋陶磁美術館蔵[李秉昌博士寄贈])
写真:六田知弘


11章は「皇帝万歳-安宅コレクション中国陶磁」。世界の「磁都」として1000年以上の歴史を有する景徳鎮。元時代から明時代にかけてつくられた最高級の青花や五彩磁器の華麗なる名品の数々を生み出しましたが、ここでは《五彩金襴手瓢形瓶》(明時代・16世紀 景徳鎮窯、住友グループ寄贈/安宅コレクション)を取り上げます。


《五彩金襴手瓢形瓶》
(明時代・16世紀 景徳鎮窯、
大阪市立東洋陶磁美術館蔵
[住友グループ寄贈/安宅コレクション])
写真:六田知弘


最後の13章は「泥土不滅-現代陶芸コレクション」で、泥土からかたちあるものを生み出す。人類の最も根源的な営みの一つであり、時を越えて継承されるその不滅の精神を紹介。鈴木治の《馬》(1982年)などが展示されています。


鈴木治の《馬》(1982年)


西宮市大谷記念美術館の「没後60年 洋画家・辻愛造―風景・風俗・挿絵―」展
初期から晩年の油彩画やガラス絵など130点

辻愛造の作品を見た記憶がありますが、ほとんど知らない洋画家です。それもそのはず2018年に 大阪市立美術館で「辻愛造を歩く―昭和風景アンティーク―」が開かれていましたが、西宮市大谷記念美術館では50年ぶりの没後記念展です。

今回の展覧会では、所蔵品を中心に一部他館からも借用し、初期から晩年に至る油彩画やガラス絵、木版画のほか、伊藤慶之助や大石輝一ら親交のあった画家の作品など約30点を含む約130点を展示することで、辻愛造の足跡をたどっています。

辻愛造は、1895年に大阪の南船場に生まれます。1910年に日本画を学び、1912年に赤松麟作に師事し洋画に転向しました。1915には上京して太平洋画会研究所で研鑽しますが半年で帰阪し、以後は大阪を拠点に活躍しました。

1917年、院展洋画部に入選。一時春陽会にも出品しています。1926年、国画創作協会洋画部が創設されるとこれに連続入選。また伊藤慶之助らと艸園会を結成し、草土社の影響のもとに制作しましました。1929年、国画会会友、1934年会員に推挙され、1964年に68歳で亡くなるまで国展に出品を続けました。

この間、1928年に香櫨園洋画研究所を創立して、現在の西宮市大谷記念美術館の近くに居住するなど、西宮とも縁の深い画家です。このため同館では、開館して間のない1973年に「辻愛造回顧展」を開催、また1992年には作品の購入や受贈を記念して、辻愛造を取り上げる常設展示を開いています。

展覧会の構成は4章だてです。プレスリリースを参考に各章と主な出品画像(特記以外は西宮市大谷記念美術館蔵)を紹介します。まず第1章が「風景画家・辻愛造」。辻は人物や静物をほとんど描くことはなく、風景画家として知られています。畿内を中心に休みなく写生旅行に出かけて、膨大な量のスケッチを残しました。その中に、《柳生秋色》(1937年)や、《島の井戸》(1960年)などもあります。


《柳生秋色》
(1937年、西宮市大谷記念美術館蔵)



《島の井戸》
(1960年、西宮市大谷記念美術館蔵)


第2章は「風俗画家・辻愛造」で、大阪の街なかで育った辻は、古き良き大阪の情景を、戦前から好んで描いていました。昭和30年代の後半にガラス絵による懐古風景としての大阪風俗が、作画の大きなテーマとなりました。《遊園の余興場》(1931年)や、《道頓堀弁天座前》(1962-63年)が展示されています。


《遊園の余興場》
(1931年、西宮市大谷記念美術館蔵)



《道頓堀弁天座前》
(1962-63年、西宮市大谷記念美術館蔵)


続く第3章は「挿絵画家・辻愛造」。油彩画にとどまらず墨画、ガラス絵と多様な技法を描きこなした辻は、挿絵の仕事も多く手掛けています。「艸園会第一回展」の目録をはじめとして、新聞の連載小説から児童向けの雑誌『コドモアサヒ』に至るまで多彩な印刷物の挿絵を描きました。《カナリヤ(『こども朝日』第11巻第6号 表紙)》(1949年、個人蔵)など、これまで注目されることのなかった挿絵の仕事にも焦点を当てています。


《カナリヤ(『こども朝日』第11巻第6号 表紙)》
(1949年、個人蔵)


最後の第4章は「辻愛造ゆかりの画家たち」です。戦前には岸田劉生の草土社の影響を受けた艸園会を、伊藤慶之助、大石輝一らと結成して活動した時期がありました。また戦後は大阪市立美術研究所講師になって後進の指導にもあたっています。

国画会では西宮在住の画家たちをはじめ、梅原龍三郎、鈴木信太郎らとも交流がありました。

ここでは赤松麟作の《土佐堀川》(1917年 黒川古文化研究所蔵)や、伊藤慶之助の《ピヤノを弾く娘》(1938年)、大石輝一の《満池谷の花見》(1927年)など、辻と関わりのある同時代の関西の洋画家や国画会の画家の作品が出品されています。

 

嵯峨嵐山文華館×福田美術館の「君があまりにも綺麗すぎて ~福田コレクションの美人画」
近世から近代にかけての約190人の「美人たち」

タイトルの「君があまりにも綺麗すぎて」というフレーズは、画家たちの想いを代弁しています。福田コレクションの中から、選りすぐった近世から近代にかけての約190人の「美人たち」を、近接する嵯峨嵐山文華館と福田美術館の二つの館に集め、その魅力に迫っています。

「美人画」というジャンルが、日本で生まれたのは江戸時代に遡ります。そして世に、その時代の洗練された衣装や、優れた着こなしを眺め、絵画として愛でる文化が生まれたのです。浮世絵師たちも数多くの作品を描き、多くの人々がそれを求めたのでした。近代に入ると、展覧会という場でも美人画が重視されるようになりました。今回の展覧会は2会場を使って、前期(~5月27日)と、後期(5月29日~)で展示替えがあります。

第1会場の嵯峨嵐山文華館では、「近世から始まる美人画のルーツを辿る―浮世絵美人の変遷」がテーマです。1階展示室には、歌川広重や葛飾北斎ら江戸で活躍した著名な浮世絵師によって描かれたものから、近世に京都や大阪で活躍した画家によるものまで多様な作品が並んでいます。作品に描かれた女性の髪型や衣服に目をこらすと、当時流行した風俗を知ることができます。

2階の展示室(畳ギャラリー)では、浮世絵の流れを汲む鏑木清方や北野恒富、伊東深水らの近代美人画の名手たちによる作品を通して、時代とともに変化していった浮世絵美人の系譜を一望できます。さらに雪女や幽霊のような実在しない女性や、『源氏物語』など物語の中に登場する「美人たち」の美しさに着目した作品など、個性豊かな美人画が楽しめます。

主な展示品に、宮川長春《括り枕と美人図》(18世紀、通期)や、上村松園の《静御前》(1910年頃、前期)、鳥文斎栄之の《蛍狩美人図》(18世紀、後期)、葛飾北斎の《墨堤三美人図》(19世紀、後期)などが出品されます。


宮川長春《括り枕と美人図》部分
(18世紀、福田美術館蔵、通期)



上村松園《静御前》部分
(1910年頃、福田美術館蔵、前期)


第2会場となる福田美術館では「時代を彩った次世代の美人画―『東の清方、西の松園』の競演」がテーマです。近代美人画を代表する上村松園と鏑木清方の作品をメインに、その流れを汲む近代美人画の名手たちの作品で、時代の流れとともに変化していった浮世絵系美人画の系譜を鑑賞できます。


福田美術館の展示風景


とりわけ前期には、第1回文展に出品され三等を受賞した上村松園の《長夜》と、同展に出品された女流画家・池田蕉園による《もの詣で》(ともに1907年)が約120年の時を経て展示され、注目です。このほか中村貞以の《蛇皮線》(1933年、通期)、大林千萬樹の《四季美人図》(20世紀、通期)も展示されています。さらに伊藤小坡や伊東深水、梶原緋佐子ら、それぞれに異なる発想と手法で制作に励んだ画家たちに加えて、甲斐荘楠音、岡本神草らによる妖艶な作品など、福田コレクションが誇る近代美人画の名品のオンパレードです。


上村松園《長夜》部分
(1907年、福田美術館蔵、前期)



池田蕉園《もの詣で》部分
(1907年、福田美術館蔵、前期)


 



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

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第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
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発売日:2013年5月29日
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発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ-ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

◆本の購入に関するお問い合わせ先
三五館(03-3226-0035) http://www.sangokan.com/
東方出版(06-6257-3921)http://www.tohoshuppan.co.jp/
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