2人の前衛アーティスと関西ゆかりの作家展

2024年6月1日号

白鳥正夫

戦後、既成の芸術概念や形式を否定し、革新的な表現をめざす芸術活動は関西を中心に展開しました。そうした前衛活動グループに所属し、作品を発表していた同時代に生きた2人のアーティストの展覧会が大阪と神戸で開催中です。前衛美術の集団「グループ〈位〉」に携っていた「没後30年 木下佳通代」展が大阪中之島美術館で8月18日まで、具体美術協会の中心的メンバーとして活躍した「コレクション展Ⅰ 白髪一雄生誕百年特別展示 ―コレクションからザ・ベリー・ベスト・オブ・白髪一雄―」が兵庫県立美術館で7月28日まで開かれています。一方、神戸のBBプラザ美術館の15周年開館記念コレクション展 |明日への出発|の前期展「関西の作家たちの交差点」が7月15日まで開かれていますので、合わせて取り上げます。

大阪中之島美術館の「没後30年 木下佳通代」展
知られざる作家の全貌、過去最大の回顧展

木下佳通代の名も作品も知りませんでした。作家としてのキャリアは、60年代から河口龍夫、奥田善巳らの前衛美術の集団「グループ〈位〉」の活動に携わったことから始まります。70年代には写真を用いながら、イメージと知覚、物質の関係を考察する作品を数多く手がけました。そして80年代には抽象絵画へと表現の軸足を移し、関西を拠点に、東京、海外と活動場所を広げていきます。


木下佳通代(撮影者不詳)


その後も新たな展開を模索していたなか、1990年にがんの宣告を受け、惜しくも1994年に55歳の若さで亡くなっています。生前は関西の美術界では知られた存在だったのですが、若くしてこの世を去ってしまったこともあり、その作品や作家像は没後、省みられる機会があまりなかったといえます。今回の展覧会には、ごく初期の作品から、代表作、そして絶筆にいたる作品約130点を一堂に紹介し、あらためてその表現の全貌に迫るもので、国内の美術館では初めて、過去最大規模の木下の回顧展となっています。  

木下は1939年、神戸市長田区生まれ。1958年に京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)で学び、1962年の大学卒業後、神戸市で美術教師として勤めたのち、1965年ごろ「グループ〈位〉」の一員として、「存在とは何か」をテーマに作家活動を本格化しました。70年代は写真を用いた作品を制作し、注目されました。1981年に彫刻家で現代美術作家の植松奎二の紹介でドイツのハイデルベルク・クンストフェラインで個展を開催し、ヨーロッパでも高く評価されました。

海外での個展後の82年にこれまでの作風から離れ、抽象画を描くようになります。新たな作風で今後の活動も期待されるなか、90年のがん宣告によって、闘病生活に入ります。病魔にむしばまれながらも「描きたい、描きたい、時間が欲しい」と制作を続けた木下は。治療法を求めてロサンゼルスを度々訪問しながら、現地でも制作を行っています。1994年に55歳の若さで亡くなりました。

展示は3章で構成。「1章 1960―1971」では、幼少期から絵を描くことが好きだった木下は早くから美術の道に進むことを決意。京都市立美術大学に入学し、黒田重太郎や須田国太郎に師事。河口龍夫や奥田善巳に出会い、グループ〈位〉とともに活動した時代までの初期作品を展示しています。卒業した1962年には、植物をモチーフにした《無題》などの抽象画を描き始めています。また大学時代に書き留めたノートからは哲学や美術教育に関する講義を熱心に受け、「存在」というものについて哲学的・芸術的な探究を行なっていたようだです。


木下佳通代《無題》
(1962年)


「2章 1972―1981」は、写真作品を制作の中心に据えた時期です。木下はギャラリー16(京都)、村松画廊(東京)、トアロード画廊(神戸)を中心に、ほぼ毎年個展を開いています。写真のコラージュや構成、フェルトペンによるドローイングなどが多く発表し、作家として評価された最初の時期になります。

ここでは、《む36》や《76-C》(いずれも1976年、大阪中之島美術館蔵)、《Untitled》(1976年、兵庫県立美術館蔵)など、理知的な思考を視覚化した写真作品が並びます。実際にそこにあるものの存在と、それがいかに見えるかという認識のあいだの、同一性と差違の探求を試みているのです。


木下佳通代《む36》
(1976年、大阪中之島美術館蔵)



木下佳通代《76-C》
(1976年、大阪中之島美術館蔵)



木下佳通代《Untitled》
(いずれも1976年、兵庫県立美術館蔵)


「3章 1982―1994」は、絵画作品への移行から晩年までの展示です。1982年に抽象絵画の制作へ大きく転向。力強いストロークの幅広い筆致や、描いた部分を拭き取るなど、92年までの間に作風は度々変化します。同系統の色の加減算による絵画は、時間が重層するような奥行きを生み出しました。  

とりわけ、がん告知を受けた木下は新しい治療法を求めてロサンゼルスには何度も長期滞在しますが、制作も継続しました。これらの作品につけられた略称が「LA」、また「CA」はカンヴァスの略で、それまで紙に写真プリントやドゥローイング(素描)することが主体だった仕事を、カンヴァスに油絵で描くことへと転回してからの、制作通し番号がふられています。したがって、タイトルはあくまで作品識別符号でそれ自体が何かを意味するものではありません。

この章では、時間が重層するような奥行きのある平面を単色調で表現した《'86- CA 323》(1986年、北川貞大氏蔵[大阪中之島美術館寄託])の大作をはじめ、ロサンゼルスで試作された《LA’92-CA681》(1992年、大阪中之島美術館蔵)や、《LA ’92-CA716》が展示されています。会場の最後には、絶筆となった水彩による小さな未完作品の《無題》(1994年、大阪中之島美術館蔵)も出品されていて、作家の飽くなき創作意欲や探究心、感動しました。


木下佳通代《'86- CA323》
(1986年、川貞大氏蔵[大阪中之島美術館寄託])



木下佳通代《LA’92-CA681》
(1992年、大阪中之島美術館蔵)



木下佳通代《無題》未完
(1994年、大阪中之島美術館蔵)


約30年間の作家活動で制作されたとされる1200点以上の作品は、関西各地の美術館などにコレクションされていますが、これまであまり発表されていません。2015年にアメリカでの巡回展に出品されたことを契機に、海外でも再び注目を浴び始めているそうです。今回の個展で、知られざる重要な作家に出会ったと実感しました。個人的にもよく知る河口龍夫の元妻であり、植松奎二とも近しい関係であったことも知り得て、より興味深く鑑賞できました。


兵庫県立美術館での白髪一雄生誕百年特別展示 ―コレクションからザ・ベリー・ベスト・オブ・白髪一雄― 
代表作19点、足で描く作家の精神性に鑑賞の目を

白髪一雄とは会ったことがあり、作品も何度となく見ています。1954年8月頃、吉原治良のもとに糾合した関西の若手の前衛作家たちによって、具体美術協会は結成されました。結成時の17人に加えその翌年、新制作協会展に出展し、「0会」と呼ばれるグループを結成していた白髪一雄、村上三郎、金山明、田中敦子らが合流、さらに同年、元永定正が参加し、海外でも注目される前衛芸術集団となりました。


白髪一雄


近代絵画を継承するのではなく、断絶した表現を挑発する「人の真似をするな。今までにないものをつくれ」という吉原の指導のもと、より過激で新しい制作手法を模索して、ロープにつかまりながら床に敷いたキャンバスの上を素足で動いて「描く」制作に至ったのでした。前記の木下佳通代は、「存在」というテーマを追求、その制作への思考方法が独自でしたが、白髪一雄は、誰も試みなかった足で描くという制作手段が特異だったといえます。

白髪一雄は1924年、兵庫県尼崎市西本町の呉服商の家に生まれます。兵庫県立尼崎中学校(現:兵庫県立尼崎高等学校)の在学時に絵画部に入ったことがきっかけで画家を目指すようになります。京都市絵画専門学校(現:京都市立芸術大学)日本画科を卒業後、油絵に転向し、大阪市立美術研究所に学んでいます。  

この間1971年、比叡山延暦寺で得度。1999年に文部大臣から地域文化功労者の表彰を受けています。2008年4月8日、敗血症のため83歳で死去しました。  

1989年に「白髪一雄展」が尼崎市総合文化センターで開催されているほか、2001年に「アクション・ペインター 白髪一雄展」が兵庫県立近代美術館で、2009—10年、「白髪一雄展 格闘する絵画」が尼崎・安曇野・横須賀・碧南の各市で巡回開催されています。

今回のコレクション展では、所蔵作品39点(水彩画、版画含む)の中から優作、代表作を厳選しての特別展示です。主な作品を画像とともに掲載します。《天異星赤髪鬼》(1959年)はじめ、《黄帝》(1963年)、《あびらうんけん》(1975年)、《赤い丸太》(1955/85年)などです。


白髪一雄《天異星赤髪鬼》
(1959年、兵庫県立美術館蔵)




白髪一雄《黄帝》
(1963年、兵庫県立美術館蔵)



白髪一雄《あびらうんけん》
(1975年、兵庫県立美術館蔵)



白髪一雄《赤い丸太》
(1955/85年、兵庫県立美術館蔵)


主催者は、「白髪の作品は、足で描かれることからアクション・ペインティングと呼ばれますが、単に足の動きを反映させた絵ではなく、眼には見えない内的なものに結び付いた肉体に関心をいだいていた白髪その人には、精神的で求道的な相貌がちらついています。そしてここに白髪の絵画が限りない凝集力と訴求力があるのでしょう」と解説しています。

70歳過ぎても終生、足で制作を続けた白髪一雄は、生前に開かれた「アクション・ペインター 白髪一雄展」の図録に、「処女雪の上を滑走する」と題して、次のよう一文を記しています。

画家である私が絵具という物質を使って、足で描くという行為(アクション)こそが大切であり、描く方法が非常に重要なことであると気付いた。それは絵具でなくてもよい。使えるどんな物質でも利用して描く、また作るという行為が自分にはとても大切で、これが今までになかった次元世界であると確信した。その時の私の心情は、目前に誰の滑り跡も無い一面の銀世界が広がり、白い輝く処女雪のスロープがあった。ここを自由自在に滑走してやろうという、壮快な気持ちが沸き上がって来たのである。

神戸・BBプラザ美術館の開館15周年記念コレクション展 |明日への出発|の前期展「関西の作家たちの交差点」
「具体」メンバーの企画展など、地域社会に貢献

関西の前衛美術グループ「具体美術協会」結成に参加、1972年の解散まで在籍し、その後も同協会の精神を受け継ぎ、活躍を続けている上前智祐の最大規模の個展を開催するなど神戸の街中でユニークな滑動を続けてきたBBプラザ美術館は、2009年開館して、今年7月に15周年を迎えます。同館の所蔵コレクションは近現代の日本・フランスの作品で形成されています。この度、前期と後期の2回にわたり、関西ゆかりの作家とエコール・ド・パリを核としたフランスの作家を取り上げています。

前期は、関西(兵庫・大阪・京都)を中心に活躍した作家を精選し、洋画から日本画、彫刻、陶芸作品まで多彩な世界を展観します。兵庫を代表する画家のひとりである小磯良平、大阪で結成されたデモクラ―ト美術家協会で活躍した泉茂や山中嘉一、「具体」メンバーだった上前智祐や堀尾貞治らの作品、京都に生まれ前衛陶芸を探究する三代宮永東山ら、関西を舞台に交差と交感を繰り広げた作家たちにスポットを当てています。

なお後期展の「フランスの作家たちの物語」(8月27日~0月6日)には、19世紀から20世紀にかけて花開いた美の潮流とその背景にある物語を辿ります。マリー・ローランサンやマルク・シャガールらは、エコール・ド・パリ(パリ派)と称され、パリで一時代を画した作家たちです。特定の思想や様式を持ちませんでしたが、共通するのは自らのスタイルを追求し、心を注ぎつづけた姿勢でした。フォーヴィスム(野獣派)のモーリス・ド・ヴラマンクやアンドレ・ドラン、パリでパブロ・ピカソらと交流したサルバドール・ダリらの作品が出品されます。

同館は、こうした所蔵作品を随時公開するコレクション展とは別に、年数回テーマを決め作品を他館や所蔵家からも借りての企画展を開催し、地域社会における芸術文化振興の一助を目指しています。展覧会の仕掛け人が坂上義太郎前顧問で、伊丹市立美術館開設準備から学芸員として活動し、美術館長まで勤め上げ2007年に退職しました。これまで数多くの展覧会を担当し、関西美術界の事情に詳しく、BB開館時から顧問を引き受け、数多くの展覧会に携ってきました。15周年を前に退かれましたので、このサイトでこれまでの慰労をお伝えしたいものです。

さて同館では、既成の領域にとらわれることなく、国や時代を超えて活躍した作家たち同様、美術館としても、広い視野を持つ展開を図り、今回の記念展を機に、地域に根ざす明日への出発となる新たな一歩としたいとのメッセージを寄せています。


上前智祐《作品27-99》
(1999年、BBプラザ美術館蔵)



堀尾貞治
《あたりまえのこと(ルノアール裸婦が落書きした) 》
(2014年、BBプラザ美術館蔵)



三代宮永東山《穀雨》
(1988年、BBプラザ美術館蔵)



泉茂《旅芸人》
(1989年、BBプラザ美術館蔵)


 



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

新刊
「シルクロードを界遺産に」と、提唱したのは故平山郁夫さんだ。シルクロードの作品を数多く遺し、ユネスコ親善大使として文化財保存活動に邁進した。

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発行:三五館
「反戦」と「老い」と「性」を描いた新藤監督への鎮魂のオマージュ

第一章 戦争を許さず人間愛の映画魂
第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ-ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

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三五館(03-3226-0035) http://www.sangokan.com/
東方出版(06-6257-3921)http://www.tohoshuppan.co.jp/
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