「衣・食・住」をテーマにした3展に見ごたえ

2024年10月1日号

白鳥正夫

季節は移ろい、美術の秋を迎えています。この時期、人間の普遍的な営みである「衣・食・住」をテーマにした展覧会が、京都と滋賀の3館でそれぞれ催されています。京都国立近代美術館では特別展「LOVE ファッション―私を着がえるとき」が11月24日まで開催。また、MIHO MUSEUMでは秋季特別展「うましうるはし日本の食事 たべごと」が12月15日まで、相国寺承天閣美術館でも「禅寺の茶の湯」が新年2月2日まで開かれています。いずれも文化の多様性や変化を知る多彩な作品が出揃っていて、見ごたえがあります。

京都国立近代美術館の特別展「LOVE ファッション―私を着がえるとき」
着ることにまつわる情熱や願望に焦点あてる

まず「衣」がテーマの展覧会です。衣服を着るという人の営みから、装いへ。装いには人々の欲望が潜んでおり、憧れや熱狂、お気に入りの服を着たい、あの人のようになりたい、ありのままでいたい、我を忘れたい……といった感情の表れでもあります。着る人のさまざまな情熱や願望=「LOVE」を受け止める存在としてのファッション。そこには万華鏡のようにカラフルな世界が広がり、時代とともに変化し続けています。

京都服飾文化研究財団(KCI)が所蔵する 18 世紀から現代までの衣装コレクションを中心に、人間の根源的な欲望を照射するアートとともに、ファッションとの関わりにみられるさまざまな「LOVE」のかたちについて考えることのできる展覧会です。またファッションと現代美術を通して、装う「私」への問いを試みています。

展覧会は、着ることにまつわる情熱や願望を表すキーワードで構成しています。プレスリリースを参考に、各Chapterの概要と主な出展作品を掲載します。一部アート作品以外の展示品は、いずれも京都服飾文化研究財団所蔵です。

この展覧会のタイトルでもある横山奈美の絵画作品《LOVE》(2018 年、豊田市美術館蔵)で幕を開ける。続くChapter 1「自然にかえりたい」は、様々な時代に作られた動物の毛皮素材や、華やかな草花のモチーフを豪華な刺繍であしらった18世紀の男性用ウエストコート、2000年代以降のドレスなどを展示しています。


展覧会会場入り口の《LOVE》
(2018 年、豊田市美術館蔵)


Chapter2の「きれいになりたい」という願いは、ときに偏執的ともいえる造形への欲望を伴い、衣服の流行をつくりあげてきました。このセクションでは、19 世紀の身体美の要を担ったコルセットや、布地の芸術作品として卓越した造形で魅惑するクリストバル・バレンシアガなど 20 世紀中葉のオートクチュール作品を中心に展示しています。Christian Dior(クリスチャン・ディオール)の《イヴニング・ドレス》(1951 年春夏)も、代表的な作品です。


Christian Dior(クリスチャン・ディオール)
《イヴニング・ドレス》 (1951 年春夏)
©京都服飾文化研究財団、撮影:来田猛


続くChapter3は「ありのままでいたい」です。社会の中で様々な役割を担いつつ生きる私たちの、「ありのままでいたい」という切なくも慎ましい願いは、例えば 18 世紀末にフランス王妃マリー・アントワネットが好んだというシンプルな王妃風シュミーズ・ドレスから、あるいは平凡さを肯定的に容認する現代服のなかから、探り出すことができます。このセクションでは 1990 年代以降の自然体の体を主役にするミニマルなデザインの服や、「下着ファッション」を中心に展示しています。ここではNensi Dojaka(ネンシ・ドジョカ)の《ドレス》(2021 年秋冬)なども出品されています。


Nensi Dojaka(ネンシ・ドジョカ)
《ドレス》(2021 年秋冬)
© 京都服飾文化研究財団、撮影:来田猛


Chapter 4は「自由になりたい」で、国籍や階級など、様々なアイデンティティにより形成される「私らしさ」。そんな「らしさ」のお仕着せから逃れたい願望は、ときに衣服に託されます。ヴァージニア・ウルフは小説『オーランドー』(1928 年)において、300 年の時の中で性や身分を越境する主人公の変身譚を、度重なる衣服を「着がえる」描写とともに著しました。このセクションでは、Comme des Garçons(川久保玲)の《トップ、パンツ》(2020 年春夏)を会場風景で紹介します。


Comme des Garçons(川久保玲)
《トップ、パンツ》(2020 年春夏)などの展示風景


最後のChapter5は「我を忘れたい」です。こんな服が着てみたいという願望、あの服を着たらどんな気持ちだろうという期待、はたまた欲しかった服に袖を通したときの高揚感。トモ・コイズミによる歌手のMISIAが東京オリンピックの国歌斉唱の時に着用したマルチカラーのドレスのような愛らしい作品や、ロエベによるまるで唇に私の身体が乗っ取られてしまったかのような作品は、こうした服を着ることの一瞬のときめきや楽しさを伝えてくれます。Loewe(ジョナサン・アンダーソン)の《ドレス(部分》(2022 年秋冬)はじめ華やかな展示風景を紹介します。


Loewe(ジョナサン・アンダーソン)
《ドレス(部分》(2022 年秋冬)
©京都服飾文化 研究財団、撮影:来田猛)


今回の展覧会では、人間の欲望に光をあてる現代アート作品にも焦点を当てています。身近な友人との日常を捉え、ありのままに生きることを肯定するヴォルフガング・ティルマンスの写真や、背負う貝殻を変えるAKI IMONATA の《やどかりに「やど」をわたしてみる》の姿に人間の姿を重ねる作品などが象徴的に展示されています。


華やかな衣装が並ぶChapter5の展示風景

服は私たちに魔法をかけるように魅了しますが、そんな服もある瞬間には急に色褪せてみえ、別の新しい服を求めてしまいます。「やど」を着替えるヤドカリたちに、私たちは人間の際限のない欲望の姿を通して、現代を生きる「私」という存在の多様なあり方を問いかけているのです。

 

MIHO MUSEUMの秋季特別展「うましうるはし日本の食事 たべごと」
日本人が創造してきた食文化の歴史を辿る

続いて「食」がテーマです。日本人が創造してきた、おいしくてうつくしい「食事(たべごと)」の文化の歴史を、美術工芸作品とともに多面的に辿る展覧会です。絵画に表された人びとの営みや、様々な器など、国宝や指定物件を含む約 170 件が展示されます。

日本の豊かな自然と美しい四季の変化は、日本人の気質やわが国の様々な文化芸術の形成に、極めて大きな影響を与えてきました。人の営みの基盤である食文化は、その最たるものと言えます。 日本の食事は、米飯を主食とし、ご飯に合った汁・菜・漬物によって構成される、いわゆる「一汁三菜」を基本のかたちとしますが、長い歴史の中にあっては、時代の流れとともに変遷しながら、わが国特有の彩りをより強くしてきました。

展示は6章で構成されています。各章とその内容は、1章「海山の恵み」(日本の自然がもたらす食材の豊かさ)、2章「神をもてなし、人をもてなす」(神饌や宴席の文化と精進料理の展開)、3章「日々の食事から生まれた懐石」(懐石料理の魅力とその発展)、4章「和菓子の世界」(江戸時代に発展した菓子文化)、5章「百花繚乱の食」(江戸時代の多様な食文化の融合)、6章「日本料理の近代化:」(近代における日本料理の変遷)となっています。

代表的な出品を画像とともに取り上げます。

国宝の《病草紙 歯槽膿漏の男(部分)》(平安時代・12世紀、京都国立博物館、9月28日~11月4日展示)は、歯痛の男の口を女房らしき女が覗いている場面を描いていますが、注目は男の足元です。食べかけの食膳にご飯汁と思われる椀に魚や菜のおかずが置かれています。「一汁三菜」の献立の原点が、平安時代の日常に成り立っていたことを物語っています。


国宝《病草紙 歯槽膿漏の男(部分)》
(平安時代・12世紀、京都国立博物館、
9月28日~11月4日展示)


《賀茂祭庭積神饌具 朱塗唐櫃》(賀茂別雷神社蔵)は、賀茂別雷神社(上賀茂神社)で5月の葵祭の際に神に供えられた食べ物「神饌」が盛られた朱塗りの大きな櫃です。祭典時に盛られた様子の画像を掲載します。


《賀茂祭庭積神饌具 朱塗唐櫃》
祭典時に盛られた様子(賀茂別雷神社蔵)


《乾山銹絵百合形向付》(江戸時代・18 世紀、 MIHO MUSEUM 蔵)は、百合の花を象っていますが、花弁の重なりに段差を設け立体感を表現。さらに銹絵で花弁を縁取った特徴的な乾山作品です。


《乾山銹絵百合形向付》
(江戸時代・18 世紀、 MIHO MUSEUM 蔵)


《花下群舞図屏風 六曲一双(部分)》(桃山時代・17世紀初期 、神戸市立博物館蔵 、11月6日~12月15日 展示)は、祇園社を舞台に風流踊りに興ずる町衆を描いています。こうした宴では重箱に入った料理や酒拝はかかせず、物見遊山を楽しみました。


《花下群舞図屏風 六曲一双(部分)》
(桃山時代・17世紀初期 、神戸市立博物館蔵 、
11月6日~12月15日 展示)

最後の6章は、日本の料理を芸術の域に高めた北大路魯山人と湯木貞一を取り上げています。ここでは北大路魯山人作の《呉須花入》(昭和24年・1949 年、京都国立近代美術館蔵)などが並んでいます。


《呉須花入》
(昭和24年・1949 年、京都国立近代美術館蔵)

この展覧会を監修した熊倉功夫館長は展覧会図録に「食べるということは、命をつなぐという意味でも日々のたのしみということでも、、人間にとってとても大切な営みです。日本人は食べること―食事 たべごと―に数千年の時間をかけて、おいしく美しい日本の料理文化を創造してきました。そして今、うましうるはし日本の食事は世界の憧れの的になっています」と、記しています。


相国寺承天閣美術館の「禅寺の茶の湯」

足利義政ゆかりの寺院に伝わる数々の名品

「住」では、日本の暮らしに根付いた伝統的な文化である茶の湯です。茶の湯の世界は、禅と深い関係があり、禅寺の茶の湯に焦点を当てた展覧会を取り上げます。相国寺とその塔頭の什物にも茶の湯にまつわる作品が多く伝来しています。仏教行事の中では本尊に茶を供え、書院などで参列者に茶がふるまわれました。また、江戸時代には寺院の中に茶室が誂えられ、そこで茶会が催されました。このように、禅僧の暮らしの中に茶の湯が息づいていたのです。

今回の展覧会では、茶会記に載る什物や、茶道具など国宝や重要文化財多数の名品を鑑賞できます。Ⅰ期(~11月10日)とⅡ期(11月17日~)で展示替えがあります。

見どころとしては、第一に、足利義政ゆかりの寺院と茶人達の交流です。室町時代に東山文化を花開かせた室町幕府八代将軍足利義政の墓所は、相国寺塔頭慈照院であり、多くの茶人達と交流がありました。織田信長の弟、織田有楽斎から慈照院住職に贈られた《水指》や、重要文化財の《緑釉四足壺》などは慈照院の江戸時代の茶会記に登場します。

第二の見どころは、茶礼と茶会です。盛大な仏教儀礼では、方丈や書院で食事の場が設けられ、茶礼が行われました。その次第は書き継がれ、現代の行事に継承されました。また塔頭の茶室では、近しい仲間を招いて茶席が設けられました。

江戸時代から現代に至るまで、相国寺や塔頭寺院の茶室では、様々な茶会が催されてきました。今回は、江戸時代、寛政年間の茶会や、現代、平成の茶会の会記に載る寺宝を重要文化財も含め多数展示されます。

展示は4章構成。各章ごとと主要な展示作品を取り上げます。

第1章の「茶の湯の名品」では、国宝の《玳玻(たいひ)散花文天目茶碗》(中国・宋時代、Ⅱ期展示)はじめ、重要文化財の《赤楽茶碗 加賀》本阿弥光悦作(江戸時代、Ⅰ期展示)、同じく重要文化財の《唐津鉄斑文水指》一口(桃山時代、いずれも相国寺蔵、Ⅱ期展示)が出品されます。


国宝《玳玻散花文天目茶碗》
(中国・宋時代、相国寺蔵、Ⅱ期展示)



国重要文化財《赤楽茶碗 加賀》
本阿弥光悦作(江戸時代、相国寺蔵、Ⅰ期展示)



国重要文化財《唐津鉄斑文水指》
一口(桃山時代、相国寺蔵)


第2章の「仏教儀礼と茶の湯」に続く、第3章の「寛政の茶会 慈照院頤神室」には、重要文化財の《緑釉四足壺 自織田有楽 贈昕叔顕晫》一口(平安時代、慈照院蔵)、最終章にも重要文化財の《黄瀬戸大根文輪花鉦鉢》一口(桃山時代、相国寺蔵)が展示されています。


重要文化財《緑釉四足壺 緑釉四足壺 自織田有楽 贈昕叔顕晫》
一口(平安時代、慈照院蔵)


重要文化財《黄瀬戸大根文輪花鉦鉢》
一口(桃山時代、相国寺蔵)

 



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

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第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
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新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ-ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
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発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

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