古都・京都の秀逸な日本画コレクション展
2025年2月1日号
白鳥正夫
古都・京都の魅力は景勝地や古寺仏閣だけではありません。秀逸な日本画コレクションを中心に所蔵する美術館が散在しているため、訪ね歩いてみてはいかがでしょう。今回は、平安時代の貴族たちにも好まれた風光明媚な嵐山に2019年10月にオープンした福田美術館の「東山魁夷と風景画の旅 日本から世界へ」と、近接の嵯峨嵐山文華館の「アイラブ百人一首」(ともに~4月13日)、さらに金閣寺から龍安寺、仁和寺に至る「きぬかけの路」に立地する京都府立堂本印象美術館の「歴史画パラダイス展」(~3月30日)を取り上げます。
福田美術館の「東山魁夷と風景画の旅 日本から世界へ」
魁夷作品約30点はじめ、日本と西洋の風景画
清らかな青に誘い込まれるような湖畔、目の覚めるような眩い新緑、息をのむほどに美しく燃える紅葉、あるいは白い靄に煙る雄大な山岳…。東山魁夷(1908-1999)は、日本各地を旅して自然が織りなす景色を描き続けた、戦後を代表する日本画家です。
今回の企画展は、魁夷が日本やヨーロッパの風景を描いた作品約30点を一挙公開するのをはじめ、日本画の革新を目的に渡米した横山大観や菱田春草らの作品も展示し、さらに西洋の近代風景画の基礎を築いたカミーユ・コローや、ロード・モネ、ピエール=オーギュスト・ルノワールら近代の日本画家が憧憬した海外の画家の作品も紹介しています。
魁夷は、画面全体の色調を統一し、色を薄く、幾たびと塗り重ねることで、奥行きのある色彩を生みだしました。なかでも、魁夷の作品にたびたび用いられた深みある青色は、「東山ブルー」として知られています。
さらに魁夷は国外の芸術へ関心を示し、ドイツ留学を経て、彼の目を通した世界の風景も絵にしました。魁夷によって色付けられた風景画には、時代を超えて私たちの共感を呼ぶ普遍性や美意識が宿っています。
展示(掲載画像はいずれも福田美術館蔵)は3章で構成されていますが、第2章の「東山魁夷と旅する風景」から。東山魁夷は神奈川県横浜市に生まれ、18歳で東京美術学校に入学。25歳でベルリンへ留学し、欧州各地を周って写生を行い、大学ではドイツの美術史などを学びました。
帰国後しばらくして第二次世界大戦が勃発し、悲惨な戦争体験をしました。終戦後も母と弟が相次いで他界。失意の底にあった魁夷ですが、風景画を描く中で自然との繋がりを深く感じ、充足感を得ていきます。そうして制作された作品は、第3回日本美術展覧会で特選、政府買い上げとなりました。
以降、「京洛四季」や「白い馬の見える風景」の連作を発表します。奈良県の唐招提寺御影堂障壁画の揮毫を担うなど、90歳まで絵筆を執り続けました。
ここでは、《緑の園》(1970年)や《静けき朝》(1962年)ほか、京都の修学院離宮を描いた《夕涼》(1968年)、オーストリア・メルクの修道院からドナウ川を見下ろす《青きドナウ》(1971年)なども展示されています。

東山魁夷《緑の園》
(1970年、福田美術館蔵)
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東山魁夷《静けき朝》
(1962年、福田美術館蔵)
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第3章は「東山魁夷と同時代のカラリスト」。戦後の日本画家は魁夷のみなら
西洋絵画に負けない存在感のある画風を探求しました。魁夷をはじめ同時代に活躍した小野竹喬、中村岳陵、奥田元宋、加山又造の5人の画家による作品を展示しています。それぞれの画家が創造した色彩や、彼らが到達した風景画の違いに注目です。
《緑の朝》 (1991年) は、第二次世界大戦後の日本画です。戦後、それまで使われていた、鉱石から作られる伝統的な岩絵具に代わって、ガラスを使用した「新岩絵具」が使われるようになり、表現できる色彩が飛躍的に増加しました。こうしたなか、日本画家はより多彩な色彩を追求するようになったのです。

東山魁夷《緑の朝》
(1991年、福田美術館蔵)
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このほか小野竹喬の《春》(1981年頃)、中村岳陵の《陽春》(20世紀)、奥田元宋の《日照雨》(1955年)、加山又造の《月光山稜》(1988年)などの作品が並んでいます。
第1章は「日本と世界の風景画」です。江戸時代の風景画は、憧れを抱いた中国の山水画を基に描かれ、やがて狩野派と呼ばれる画家たちが描法を確立してゆきました。明治時代に入り、海外との交流が盛んになった1900年頃からは、渡航する日本画家も増えていきました。
西洋絵画を研究しようという意欲をもって渡欧した画家たちは、中でも伝統的な日本の山水画とは大きく異なる風景画に関心を寄せます。あるがままの自然を写実的に描くことや、自然光が生み出す鮮やかな色彩を日本画の世界にも取り入れたいと考え、帰国後は日本の風土に合った新たな風景画を模索しました。
この章では、与謝蕪村や池大雅が憧景した中国の山水画に基づいて描く近世の山水画から始まります。東京の横山大観や菱田春草らが光や空気を取り入れ、輪郭線ではなくぼかしを用いた色面描写をおこなう新技法「朦朧体(もうろうたい)」で表現した近代日本画にも注目です。
菱田春草 の《青波舟行》(1907年頃、~3月3日展示)や、竹内栖鳳の《春の海》(1924年)など、見ごたえがあります。

菱田春草 《青波舟行》
(1907年頃、福田美術館蔵、~3月3日展示)
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竹内栖鳳《春の海》
(1924年、福田美術館蔵)
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さらに近代日本画家たちが憧れ、19世紀フランスで活躍したバルビゾン派の画家カミーユ・コローの《孤独、ヴィジャンの想い出(リムーザン)》(1873年)に加え、クロード・モネの《プールヴィルの崖、朝》(1897年)や、ピエール=オーギュスト・ルノワールの《コートダジュールの松林》(20世紀)といった、印象派の画家による作品も鑑賞できます。魁夷の静謐な詩情豊かな作品と、印象派の光と色彩といった 東西の風景画を見比べ、美の世界を楽しめます。
嵯峨嵐山文華館の企画展「アイラブ百人一首」
和歌と日本画に表現された愛(ラブ)がテーマ
嵯峨嵐山文華館を会場に2020年から毎年開かれている小倉百人一首競技かるたのオールスター戦、第6回「ちはやふる小倉山杯」(2月23日)にちなんで開催される、百人一首をテーマとした企画展です。百人一首に詠まれた風景や古の人々の感情などを思い起こさせるような日本画の数々を展示し、改めて百人一首の魅力に迫っています。
百人一首は、和歌の名手・藤原定家が飛鳥時代から鎌倉時代までの百人の優れた歌人による和歌を一首ずつ集めたものです。館の近くに位置した、小倉山の別荘で和歌を撰んだことに因み「小倉百人一首」とも呼ばれています。
歌人百人の感性がきらめくこれらの和歌は、現代においてもなお親しみをこめて口ずさまれる、古の「名曲ベスト100」のような存在です。
今回の展覧会は、自然への愛、人への愛など和歌と日本画に表現された愛(ラブ)が企画趣旨です。百人一首に詠まれた景物や情景を思い起こすような、近世から近代にかけて描かれた日本画の数々を展示しています。
展示(掲載画像はいずれも福田美術館蔵)は2章構成です。1階展示室の第1章「季節・風景を愛でる」では、平安時代以降の宮中風俗や、四季の自然を描いた作品に着目しています。宮中風俗を描いた池田孤邨の《五節句図》(19世紀)をはじめ、江戸時代の絵師・土佐光貞の《伊勢大輔》(18世紀 、~3月3日展示)など、雅やかな空間や服装を窺える作品が出品されています。

土佐光貞《伊勢大輔》
(18世紀、福田美術館蔵 、~3月3日展示)
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さらに、長沢芦雪の《月夜紅葉図》(18世紀)や、加山又造の《おぼろ》(1986年)四季折々の風趣にあふれた作品を目にすることができます。

長沢芦雪《月夜紅葉図》
(18世紀、福田美術館蔵)
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2階の第2章「和歌と絵画で綴る愛」では、男女の恋模様を詠った和歌を選りすぐり、関連する絵画とともに解説しています。在原業平や小野小町など、平安時代を代表する6人の歌人を描いた、菊池契月の《六歌仙図屏風》(20世紀)は圧巻です。
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菊池契月《六歌仙図屏風》
(20世紀、福田美術館蔵)
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また、横山大観の《春曙》(20世紀、3月5日~展示)や、和歌をたしなむ女性を題材にした上村松園の《美人詠哥図》(20世紀)など、画題としても愛好された、和歌をたしなむ女性像や歌人の絵姿も見どころです。

横山大観《春曙》
(20世紀、福田美術館蔵、3月5日~展示)
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sなお2階は120畳の畳ギャラリーとなっていて、座ってじっくり鑑賞できます。また展示室の各所には、百人一首ファンもこれから百人一首を知りたい方もその魅力に触れられるよう、特別に制作にした解説パネルも設置。和歌が詠まれた時代背景や画題についても分かりやすく説明しています。
京都府立堂本印象美術館の「歴史画パラダイス展」
初期から晩年、教科書でもおなじみの人物
堂本印象は、花鳥や人物をはじめ、風景、神仏など幅広いテーマで、伝統的な日本画から抽象画に至るまで、多彩な絵画作品を手掛けていますが、生涯にわたり数多くの歴史画を描いており、高い評価を得ています。
今回の展覧会では、初期の若い時代に制作した《維摩》(1923年)をはじめ、戦後の第一作となる《太子降誕》(1947年)、絶筆の《善導大師》(1975年、いずれも京都府立堂本印象美術館蔵)など、歴史人物を題材にした初期から晩年の代表作の他、特別に京都の神社に奉納した神様の絵も展示されています。

堂本印象《維摩》
(1923年、京都府立堂本印象美術館蔵)
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さらに、熱心な浄土宗信者であった印象は、歴史的情景を繊細に描き込んだ円熟期の《大原談義》(1931年、知恩院蔵)や、晩年には法然上人の教えを抽象的に表現した《法然上人一枚起請文》(1970 年、京都府立堂本印象美術館蔵)を発表しています。

堂本印象《法然上人一枚起請文》
(1970 年、京都府立堂本印象美術館蔵)
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堂本印象(1891-1975)は、京都生まれ。1919年に第一回帝展で初入選して以来、約60年にわたる画業において、常に日本画の限界を超えた最前線の表現に挑戦し続けた画家です。生涯を通して多様なモチーフを描きこなしたが、特に1950年代半ばからは日本画家による抽象画という今までに見られなかった前衛的な表現を国内外で次々と発表し、画壇に強烈な足跡を残しています。
見どころは、歴史上の人物を印象独自の視点や研究によって表現していることです。大正時代の30歳代に描いた《維摩》には、インド文化への憧れが色濃く反映されています。昭和6年(1931)、帝展に出品された法然上人にまつわる物語《大原談義》は、緻密な時代考証に基づく作品です。
なかでも、晩年の《法然上人一枚起請文》は、法然が死の間際、弟子たちから最後の教えを頼まれ、両手で判をついて授けたという史実を題材にしものです。色彩豊かに抽象的に表現されているのが興味を引きます。
さらに聖徳太子をはじめ、菅原道真、明恵上人、楠木正成親子、本阿弥光悦、明治天皇……など、教科書でもおなじみの人物が並び、歴史を芸術的視点で捉え直す機会となっています。
このほか、代表作の《木華開耶媛》(1929 年)や、《楠公父子》(1944 年、京都府立堂本印象美術館蔵)、《御神号(菅原道真公)》(1952 年 北野天満宮蔵)、晩年の《恵美須大神》(1973 年、恵美須神社[京都ゑびす神社]蔵)なども出品されています。
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しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。 |
新刊
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「シルクロードを界遺産に」と、提唱したのは故平山郁夫さんだ。シルクロードの作品を数多く遺し、ユネスコ親善大使として文化財保存活動に邁進した。
社長業を投げ捨て僧侶になった小島康誉さんは、新疆ウイグル自治区の遺跡の修復や調査支援を30年も続けている。
シベリアに抑留された体験を持つ加藤九祚さんは90歳を超えて、仏教遺跡の発掘ロマンを持続する。
玄奘の意志に導かれアフガン往還半世紀になる前田耕作さんは、悲劇のバーミヤンの再生に情熱を燃やす。 |
シルクロードの現代日本人列伝
―彼らはなぜ、文化財保護に懸けるのか?
世界文化遺産登録記念出版
発売日:2014年10月25日
定価:1,620円(税込)
発行:三五館 |
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「反戦」と「老い」と「性」を描いた新藤監督への鎮魂のオマージュ
第一章 戦争を許さず人間愛の映画魂
第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい
人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。 |
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」
発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館 |
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第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開
新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ-ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する |
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱
発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院 |
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・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり
「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。 |
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語
発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館 |
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序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
広がる「共生」の輪
私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。 |
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館 |
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アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。 |
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アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より) |
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「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。 |
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「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。 |
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夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。 |
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夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。 |
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◆本の購入に関するお問い合わせ先
三五館(03-3226-0035) http://www.sangokan.com/
東方出版(06-6257-3921)http://www.tohoshuppan.co.jp/
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