朝日百選のまち、富山県氷見市商工観光課 西島さん





キットキトの街・氷見市 その4
〜ブ、ブ、ブ、ブ、ブリ、ブリ〜!〜

 このフレーズ、聞いたことがありますか?あるわけないですよね。皆さんはもうご存知ででしょう。氷見が日本一の寒ブリと称される産地であるということを。シーズン真っ只中。水揚げも好調で、新聞・テレビは、寒ブリニュースで賑わい、テレビ・雑誌の取材もい〜っぱい!寒ブリによる街の活気は1月いっぱいまで続くでしょう。で、さっきのフレーズですが、「寒ブリのうた」という歌です。作曲は富山出身の岩河三郎先生で、平成8年に神戸市の学校が合唱コンクールで歌うのに寒ブリの資料を送ってくださいという電話でこの曲の存在を知ったほどでした。それから毎年、県外の学校で同じ問い合わせがはいります。2年前、広島市のある中学校がこの曲を歌い、今年の5月、修学旅行でこの氷見市を訪れ、市長の見守る中、氷見海岸の大海原を前にして、この寒ブリのうたを歌ってくれました。この修学旅行、なんと氷見市初の受け入れです。こんな心の温まる交流をどんどんやっていきたいと思いますね。
先日、寒ブリの豊漁に沸くセリ市場を訪ねました。見事なまでのブリ、ブリ、ブリ。市場見学は本当に楽しいです。市場2階には朝6時から食堂もやっていますので、ここは立派な冬の観光スポットですね。この日、運良く市場から朝日も見ることができました。なぜか今年の冬は天候が悪く、朝日の見えた日が少ないので、せっかく朝日感動証明書を発行したのに、ぜんぜん出ていかないので心配していました。漁船の背後に立山連峰から昇った朝日は、格別でした。
※「キトキト」とは富山の方言で「新鮮な」「粋のいい」という意味

つづく

 

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