となみ散居村 撮影日'99.5.5 吉川 正裕
砺波平野の集落は、緑豊かな屋敷林に囲まれた家々が、平野一面に碁石を まきちらしたように点在する典型的な散居集落です。 その美しい風景は、日本の稲作農村を代表する景観のひとつといえます。 散居村の農家では、家のまわりの耕地をその家が耕作しています。 全国では出雲の斐川(ひかわ)平野、静岡県の大井川扇 状地、 北海道の十勝平野などに見られますが広さにおいても散居の仕方においても 砺波平野 がもっとも典型的です。散居民家約7000戸を数えます。↓