琴弾(ことひき)公園内の有明浜(ありあけはま)と展望台 瀬戸内海国立公園の中の琴弾公園内有明浜と琴弾山頂から見る夕陽が素晴らしい。有明浜には東西120m、南北90m、周囲345mの巨大な「寛永通宝(かんえいつうほう)」の銭形の砂絵がある。1633年、丸亀藩主を歓迎するため一夜にして作られたという。以来、受け継がれ、現在は市民の奉仕で春秋に化粧直しされている。琴弾山山頂からはこの銭形がきれいな円形に見える。 夕刻になると、タリューム水銀灯により緑色に浮かび上がる「寛永通宝」、海のはるか向こうに伊吹島(いぶきじま)と股島(またじま)などの島影。その島の間に絵のような夕陽が落ちていく。幻想的なコントラストに目をうばわれる情景だ。