慶野(けいの)松原
播磨(はりま)灘に面して広がる瀬戸内海沿岸でも屈指の白砂青松の海岸。その砂浜には樹齢数百年の老松や若松が数万本、南北に約2.5km続く。
万葉の昔から多くの文人や歌人たちに愛されてきた松原の春は、名産『松露(しょうろ)』取りに始まる。西淡の春の風物詩……。夏には、アウトドアライフに親しむ家族、マリンスポーツを楽しむ若者達で賑わう、絶好のマリンリゾート。
ここから見る夕陽は四季を問わず素晴らしいけれど、秋から冬の夕景は特に絶景。オレンジ色に燃える夕陽、蒼から茜色に変化する播磨灘の海原、真紅の残照に映える慶野松原。自然界が作成するこのコントラストは、本物の芸術作品のすごさを実感させる。
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